スケルトン物件はそのまま売却できる?メリットとデメリットをご紹介!

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スケルトン物件とは、壁や床、梁、配管などがむき出しになったままの物件のことをいいます。
そのままでは利用ができず、売主もしくは買主によるリフォームが必要になります。
そのため、売却を考えていらっしゃる方はそのまま売り出すべきか、リフォームを施したうえで売るべきか悩まれるでしょう。
そこで今回はそのまま売るメリットとデメリット、リフォームするべきか否かをお伝えします。

スケルトン物件をそのまま売却するメリットとは?

スケルトン物件をリフォームする場合、状態や広さにもよりますが、約300万円以上の費用が掛かってきます。
さらにそのリフォーム工事の期間は1か月以上見ておく必要があります。
つまり、そのまま売るということはこのリフォーム費用と工事期間をかけずに売却できることになるため、コストと時間の大幅なカットとなります。
壁や配管などがむき出しのままでも売れるのか疑問に思われるかもしれませんが、実は内装にこだわりを持つような方には希望どおりにカスタマイズできるという利点があります。
たとえば店舗経営者の方など、あえてこうした自由度の高い物件を探している方がおられ、需要もあるのです。

スケルトン物件をそのまま売却するデメリットとは?

一方で、内装にこだわりを持つ方ばかりとは限らず、むしろすぐに利用できないことをマイナスと取られる方も多いのが現状です。
スケルトン物件を購入した場合、買主はすぐに物件を利用できず、それなりのリフォーム費用と期間をかけ、内装や設備を整えなければなりません。
これを煩わしい、嫌だと思われ、居抜き物件などすぐに利用できる物件を好む方も多いのです。
スケルトン物件をそのまま売ると買い手が見つかりにくいデメリットがあるのです。

スケルトン物件はリフォームせずにそのまま売却しても良いのか

ここまでそのまま売却するメリットとデメリットをお伝えしましたが、そもそもスケルトン物件の売却に違法性などはないのかと疑問に思われる方がいらっしゃいます。
建物の躯体だけを単体で売却してはいけない、などという法律はなく、問題ありません。
そのため、リフォームをする必要性はないのですが、くわえてリフォームする欠点として、費用対効果が見込めないことが挙げられます。
もちろん、多少売却価値は上がりますが、負担費用と比較すると資産価値はそこまで上がらないのが現状です。
下手をするとりフォーム費用で赤字になることもありえるのです。
そのため、スケルトン物件はリフォームせずにそのまま売却することをおすすめします。

まとめ

スケルトン物件の売却にはリフォームは必須ではなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。
しかし、費用対効果を考えると赤字になることも危惧され、また、なかには好んで購入される方もいますので、そのまま売り出すほうが良いでしょう。

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