マンション売却にかかる平均期間や影響するポイント・早く売るコツをご紹介

マンションを売却しようと考えたとき、売れるまでにどのくらいの期間が必要なのかと気になるでしょう。
売却の方向で検討しはじめると、できるだけ早く売れることに越したことはないと考えるようになるものです。
そこで今回は、マンションを売却するまでの平均期間、影響するポイント、早く売るコツについてご紹介します。

マンションの売却にかかる平均期間とは？

マンションを売りに出してから買い手が見つかり、成約するまでにかかる平均期間は「4か月」とされています。
ただ、マンションを売りに出す前の準備、成約後の引き渡し期間などを考えると、4～6か月ほどをみると良いでしょう。
では、マンションを売却する流れと、それぞれにかかる平均期間をご説明します。

1:マンションの査定（1週間ほど）

2:媒介契約の締結（1週間ほど）

3:売却活動（3か月ほど）

4:申込み～売買契約の締結（1週間ほど）

5:売買契約～引き渡し（1か月ほど）

マンションの売却期間に影響するポイントとは？

続いて、マンションの売却期間に影響を与えるポイントを3つご紹介します。

築年数
マンションの売却期間と価格には築年数が大きな影響を与えており、築年数5年以内が売却しやすいと考えられています。
築5年以下のマンションの売却期間が平均で45日ほどなのに比べ、築年数21～25年になると63日となることからみても如実に関係していることがわかるでしょう。

最寄り駅
お次の影響ポイントは、マンションから最寄り駅まで徒歩何分かかるかです。
最寄り駅から徒歩3分、6分以内であれば平均より15日ほど売却期間が短いというデータがあります。

専有面積
最後は、マンションの専有面積の影響です。
専有面積が40㎡～70㎡の場合、売却期間が短くなる傾向にありますが、一方で80㎡以上になると長期化する傾向にあります。

マンションの売却期間を早くするためのコツとは？

マンションの売却期間を早くするには、3つのコツがあります。
まず「適正な売出し価格」を設定することが、重要なポイントとなるでしょう。
相場より高い価格で売り出すと、なかなか売却ができません。
お次のコツは「需要がある時期」に売り出すことです。
一般的に2～3月が売買成約数のピークとされていますので、新年度に合わせた売り出しを意識しましょう。
早く売るには、1～3月に売却活動ができるようにすることをおすすめします。
最後は、マンションの部屋をキレイに「掃除」することです。
内見に来た人に良い印象を持ってもらうには、部屋をキレイな状態にして「この部屋に住んだら素敵だ」と想像できる環境を整えると良いでしょう。

まとめ

マンションを売却するには、平均で4か月ほどかかることがわかりましたが、引き渡しなどを考えて6か月くらいまでと考えておきましょう。
売却期間に影響を与えるポイントもあるので、当てはまるかどうかをチェックしてください。
早く売るコツを押さえて、売却を成功させましょう。