土地の売却で必須となる境界線の調べ方や測量費用をご紹介!

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これから土地の売却を考えている方は、境界線をきちんと引いていますか?
土地の売却には境界線が必要不可欠です。
しかし、普段から境界線を意識することはなく、正確に把握している方は少ないでしょう。
この記事では境界線についてご紹介します。

土地の境界線とは?必要性をご紹介

土地を売却する際は、境界線を確定することが必須です。
曖昧のまま売却はできませんし、隣の所有者とトラブルになる可能性もあります。
土地の境界線には、筆界と所有権界の二種類があります。
所有権界とはお隣さん同士で決めることのできる境目です。
私たちはここまで、私たちはここまでを自由に話し合うことができます。
一方で筆界は地図などにきちんと記された、勝手に決められない境界のことです。
昔ながらの土地だと所有権界しかなく曖昧なままのことが多いので、きちんと筆界を引けるようにできた制度が筆界特定制度です。
土地の売却でする際はきちんと境界を定める必要があり、この制度を使用することになります。

土地売却時における境界線の調べ方

境界線は個人で勝手に定めることができません。
調べ方も専門の方に依頼することになります。
売却する前に所有権界と筆界のどちらも明確にする必要がありますが、それには以下の4つの方法があります。

●公図、地積測量図を参考にする
●区画整理されているなら区画整理図面を参考にする
●地積調査図面を参考にする
●以前の土地の売買契約書などを参考にする


依頼する専門家によって調べ方は異なりますが、こういった資料をもとに境界線を確定します。

境界線を確定するのに必要な費用

境界線を確定するには専門家に依頼する必要があります。
そのときにはもちろん費用が必要になります。
依頼する専門家は主に測量士や土地家屋調査士です。
このときに公的機関の立ち合いが必要ない場合は費用は30〜50万円ほどになります。
一方、立ち合いが必要な場合は60〜80万円が目安です。
また、先ほどご紹介した筆界特定制度を利用する場合も手数料と手続き費用が必要になります。
この場合は法務局の申請手数料計算シミュレーションを利用することで費用を算出できるので参考にしてください。

まとめ

土地の売却には境界線の確定が必要不可欠です。
隣との境目をきちんと確定しておかないとトラブルに発展する可能性があります。
調査を依頼するときは測量士や土地家屋調査士に依頼しましょう。
まとまった費用が必要になりますので、準備しておくことをおすすめします。

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