空き家で雨漏りが起こる原因とは？放置するリスクと対策をご紹介！

人の出入りが少ない空き家は、建物の破損やダメージなどがあっても気づきにくいものです。
誰も住んでいない空き家は劣化しやすく、なかでも注意したいのが雨漏りです。
そこで今回は、空き家で雨漏りが発生する原因と放置するとどうなるのか、対策方法についてご紹介します。

空き家で雨漏りが発生する原因とは？

空き家の劣化スピードは早く、家のあらゆる部分にダメージが出てきます。
空き家で雨漏りが発生する原因として挙げられるのが、屋根の破損や外壁のシーリング材の剥がれ、台風や地震による瓦のズレなどです。
また、経年劣化や飛来物の衝突により窓ガラスが割れ、そこから雨が入ってくるのも雨漏りの原因になります。
誰も住んでいない家は建物の劣化や破損に気づきにくいため、定期的に訪れて建物のダメージや雨漏りを確認し、不具合は早めに対処しましょう。

空き家の雨漏りを放置するとどうなるのか？

雨漏りを放置すると木造・鉄筋コンクリートを問わず、建物の耐久度が大きく低下します。
木造の場合は雨漏りの湿気が原因で基礎や柱が腐り、鉄筋コンクリート住宅であっても雨水により鉄筋や鉄骨が錆びついてしまう恐れがあります。
基礎部分が錆びつくと建物の強度が低下し、最悪の場合は住宅が倒壊するリスクもあるのです。
また、空き家はドアや窓を閉め切っているため、湿気がこもりカビが発生しやすくなっています。
雨漏りが発生すると余計に湿度が高くなってカビの増殖が進み、さらには湿った場所を好む害虫が集まってくる可能性も考えられます。
害虫の存在は衛生面を悪化や、ねずみ・猫・たぬきなどの害獣を呼び寄せることにつながり、柱や基礎が傷み家全体に大きなダメージとなるでしょう。

空き家の雨漏りを確認する方法や対策

空き家が雨漏りしているかどうかの確認ポイントは、天井にシミがないか、カビ臭くないか、そして壁紙が浮いていないかの3つです。
見つけた雨漏り部分が小さい場合は防水シールで補修し、不具合部分がわからない場合はブルーシートで屋根全体を覆うなどの対策が必要でしょう。
空き家管理は空き家を所有している限り続き、定期的な点検や補修は必須です。
もし、空き家管理が面倒な場合は、不動産会社に管理を委託するか、売却して手放すほうが手間がかかりません。

まとめ

空き家の雨漏りを放置していると、カビの発生や建物の劣化が進み、最悪の場合は倒壊してしまう可能性もあります。
雨漏り対策に限らず、自身で空き家の管理が困難な場合には、ぜひ一度弊社までご相談いただければと思います。