空き家を売りたい!売却方法や各種費用の初歩を解説!
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空き家を売りたい!現状のままでも売却は可能?
結論から申し上げると、空き家がある現状のままで売却することは可能で、古家付き土地か中古住宅として売り出すことになります。
双方に明確な定義の区別はなく、違いがある点をあげるならば、古家付き土地は土地をメイン、中古住宅は建物をメインとしている点でしょう。
空き家のある現状のままで土地として売りたい場合、次の4つのメリットがあげられます。
●解体費用がかからない
●買主の幅が広がる(古家リフォームなど)
●契約不適合責任を免れる
●固定資産税が安い
契約不適合責任とは、売主が買主に対して負う責任で、引き渡したものが契約内容に適合していないと判断された場合、契約解除や補償を請求されます。
土地をメインで売却し、契約書に「建物については一切の責任を負わない」などの一文を明記することで、その責任を免れることが可能です。
更地にして空き家を売りたい!得するメリットはある?
空き家を売りたい場合の多くは、更地にしてからの売却で、最大のメリットは買主が見つかりやすい点にあります。
●買主が見つかりやすい
●管理がしやすい
●土地の状態を把握しやすい
新築を検討している買主にとって、更地になっていると地盤調査などで土地の状態が把握しやすく、成約に繋がりやすいでしょう。
また、建物がないので掃除や除草などがしやすくなり、管理する手間や負担の軽減もメリットにあげられます。
空き家を売りたい!売却費用や税金はどれくらいかかる?
空き家を売りたいとなった場合、さまざまな費用や税金が発生しますが、そのなかでも大きな金額となりやすい3つをご紹介します。
家財処分や解体費用
更地にして売りたい場合、建物の解体や家財の処分をする必要があり、一般的な一戸建てでは、家財処分に20〜60万円、解体には1坪3〜6万円かかります。
譲渡所得税
売却額が取得額を上回った際に支払う必要があり、売却した不動産の所有年数が5年以上か以下かによって、税率が違います。
5年以下は20.315%、5年以上:39.63%を売却益にかけた金額を、譲渡所得税として国に支払います。
相続登記費用
基本的に不動産を売却できるのは名義人のみであるため、不動産を相続した場合、売却に関わるすべての行動の前に名義変更をする必要があります。
必要書類の取得に約2万円、登録免許税が固定資産税の0.4%、司法書士への依頼金5〜8万円が一般的です。
まとめ
空き家の売却方法はさまざまで、心身にも金銭的にも負担になりすぎないものを選ぶのが良いでしょう。
所有する不動産には、どの方法が最善なのか、負担が少ない方法は何かなど、不動産に関するお悩みはいつでもお気軽にご相談ください。